本日、民主党会派の県議団は、魚沼市を中心に豪雨被災現場の視察を行った。

まず魚沼地域振興局で、櫻井優局長などから被害状況の説明を受けた後、被災現場数箇所を視察した。

同地域では、入広瀬地区「浅草岳雨量観測局」で累計雨量802mm、時間最大雨量78mmを観測するなど記録的大雨となった(7年前の7・13水害は三条市の笠堀ダムで累計雨量489mm、時間最大雨量73mmを観測)。
この結果、道路施設52箇所、河川施設62箇所、土砂災害6箇所、都市公園2箇所、農林水産(水稲)223・5haなど甚大な被害が出た。
また魚沼から尾瀬へ抜けるための金泉橋、獅撫沢橋が落橋したほか、奥只見シルバーラインも甚大な被害を受けた。

櫻井局長は、
「今シーズンは無理としても来シーズンも魚沼から尾瀬へと繋がる魚沼ルートが通じないとなると、観光へのダメージが大きい。災害復旧費の中で仮橋でもよいからシーズンまでに通れるよう、われわれも努力するが、お力をお借りしたい」
と要望を述べた。

なお県議団では、11日に十日町および三条地域の視察を行う予定。

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魚沼地域振興局にて説明を受ける。


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被害を受けた堀の内やな場


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(魚沼地域振興局資料、羽根川の決壊現場)

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羽根川の決壊現場の説明を受ける。



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羽根川沿いの土砂崩れ現場



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(魚沼地域振興局資料、破間川の決壊現場)

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破間川の決壊現場にて説明を受ける。