県議会の常任委員会「産業経済委員会」は30、31の両日、県内行政視察を行い、会派県議団から梅谷守委員、上杉知之委員が参加した。
視察1日目は、五泉市役所にて「平成23年新潟・福島豪雨による商業・農林業の被害状況」について説明を受けた後、被災現場を視察。その後、阿賀町役場に移動し、同じく商業・農林業の被害状況について説明を受けた。
2日目は、新潟市西蒲区にある「山之内製作所」巻工場を訪問。同市が産業集積に注力している分野の一つである航空機・宇宙機器関連分野における部品加工の受注拡大に向けた取り組みについて伺った。
その後、新潟市南区役所にて、農林業の被害状況について説明を受けた後、被災現場を視察した。
咲花温泉(五泉市)
三川スキー場(阿賀町)。水害ごみの仮置き場。
阿賀の里(阿賀町)
山之内製作所
南区役所
信濃川堤外地(新潟市南区)
県議会常任委員会「建設公安委員会」の視察2日目は魚沼地域振興局にて、平成23年新潟・福島豪雨による公共土木施設の被害状況について説明を受けた後、被災現場を視察した。
被災現場は8月4日に会派で視察した現場とほぼ同じ場所。
魚沼地域振興局
破間川の決壊現場
県議会の建設公安委員会は、県内行政視察を行った。視察日程は25、26日。民主党県議団からは大渕健委員、石塚健委員が参加した。
初日の25日は、十日町地域振興局にて、平成23年新潟・福島豪雨による公共土木施設の被害状況について説明を受けた後、被災現場を視察した。
その後、南魚沼市に移動。南魚沼市議会で豪雨被害および国土交通省が表彰する平成23年度都市景観大賞を受賞した牧之通り地区の景観づくりについて説明を受けた。
十日町地域振興局にて
浅川原付近の崩落現場。8月11日に会派で視察した後、一方通行ながら復旧した。
崩落した六箇橋。8月11日に会派で視察した後、国土交通省の仮橋を借り受け、応急復旧した。
崩落したJR鉄橋。現在応急工事を進めており、9月には復旧の見通し。
民主党新潟県連は、新人候補者の人材発掘や地方議員の政策立案に生かすための「2011年(第2期)政治スクール」を開校した。
月1回のペースで10月までに5回開催する。
開校式には、自治体議員や会社員、団体職員、自営業、農業者など約20人が参加。
冒頭、市川政広県議団長が、県連幹事長代行の立場で挨拶。
「地域主権を実現するためには地方議員が頑張らなければならない。政治スクールに参加されることを通して、現職の議員からは政策立案の一助として活用していただきたい。また、参加者の中から、政治に挑戦したいという志を抱かれる方がでてきていただけたら嬉しい」
と歓迎の言葉を述べた。
開校式後は早速講義が行われた。
なお昨年初めて開校した政治スクールは、修了生の中から4名が今春の統一地方自治体選挙などに立候補し、3人が初当選を果たしている。
挨拶に立つ市川政広県議
7月末の新潟・福島豪雨に関し、政府は閣議で復旧にかかる費用を支援する激甚災害に指定することを決定した。
これにより、復旧工事の際の国の補助率が10%程度上積みされ、各自治体は80%から90%程度の補助が受けられ、県をはじめ被災自治体の復旧作業の加速が期待される。
政府の迅速な激甚災害指定は、発災直後に岡田幹事長が現地入りしたほか、県関係国会議員、会派県議団が現地視察し、早急な激甚災害指定や被災者支援を政府へ強く申し入れてきた成果となった。
新潟県の被害見込額については1630億円程度と見込まれている。
内訳は
インフラ関係1160億円
商工関係30億円
農林水産関係400億円
その他40億円
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