午後1時より県議会2月定例会が開会し、議案、請願、陳情、発議案の採決が行われた。
議案は全て可決された。
一方、わが会派からは、
「除雪費に対する国庫支出金の確保等を求める意見書」
「郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書」
「父子家庭支援の拡充を求める意見書」
を提出したものの、自民党の反対により否決された。
一方、他会派から提出された意見書についての賛否は以下の通り。
「拉致事件の解決を求める意見書」「豪雪災害に関する意見書」…賛成。
「郵政改革関連法案に関する意見書」…自民党は2011年の通常国会で、特別委員会設置を決めた後も委員会名簿の提出を50日も遅らせるなど、政局優先の対応を取り続け、郵政改革法案の審議に応じなかったことから反対。
「年金制度の抜本改革に関する意見書」…社会保障と税の一体改革の議論を歪め捻じ曲げようとしているに過ぎないため反対。
「農業政策の抜本的な見直しを求める意見書」…戸別所得補償制度を見直すというのが何をさすのか不明なことなどから反対。
午前中、党議を開催し、今定例会の議案の可否、陳情・請願(※1)の採択不採択について議論したほか、定例会最終日に各会派から提出される意見書(※2)の対応について協議した。
なお会派から、
「水俣病特措法の申請期限延長等を求める意見書」
「郵政改革法案の速やかな成立を求める意見書」
「父子家庭支援の拡充を求める意見書」
「除雪費に対する国庫支出金の確保等を求める意見書」
を提出する予定。
(※1)県民が県政などに対して意見や要望がある場合、請願や陳情を提出することができる。請願では提出の際に紹介議員(請願の内容に賛同する議員)の署名が必要だが、陳情では議員の紹介が必要ない。
(※2)地方自治法第99条において、地方公共団体の公益にかかわる事柄に関して、議会の議決に基づき、議会としての意見や希望を意見書として内閣総理大臣、国会、関係行政庁に提出できる制度。
県議会2月定例会は、12日に引き続き常任委員会が開催された。
各常任委員会の審議対象部局と、わが党所属の各委員の質問は以下のとおり。
総務文教委員会(市川政広委員、高倉栄委員)=教育委員会の審議。
高倉委員は、日本語教育が必要な生徒数と具体的施策、学校における食育の意義、栄養教諭の役割、学校給食における農林水産部との連携状況などについて質問した。
厚生環境委員会(内山五郎委員)=病院局の審議。
内山委員は、平成23年度の経営見通し、コスト削減に向けた取り組み状況、医療事故の発生状況と防止に向けた取り組みなどについて質問した。
産業経済委員会(梅谷守委員、上杉知之委員)=農林水産部の審議。
梅谷委員は、白地地帯での地滑り対応、県単農地等大規模災害復旧体制支援事業、上江用水路における代かき用水の確保、笹ヶ峰ダムなどについて質問した。
建設公安委員会(大渕健委員、石塚健委員)=公安委員会の審議。
大渕委員は、警察官の増員、山岳救難事故の発生状況、ストーカー対策、行政解剖、司法解剖、暴力相談の件数および内容などについて質問した。
県議会2月定例会は、9日に引き続き常任委員会が開催された。
各常任委員会の審議対象部局と、わが党所属の各委員の質問は以下のとおり。
総務文教委員会(市川政広委員、高倉栄委員)=教育委員会の審議。
市川委員は、学校給食における放射能物質の検査、小学生の留年制度に対する所見、全国学力テストなどについて質問した。
厚生環境委員会(内山五郎委員)=福祉保健部の審議。
産業経済委員会(梅谷守委員、上杉知之委員)=農林水産部の審議。
梅谷委員は、上越市板倉区の地滑り発生の農業に対する影響、農作物の輸出、米粉用米の作付け量の見通し、軟質米粉などについて質問した。
建設公安委員会(大渕健委員、石塚健委員)=企業局の審議。
県議会2月定例会は、8日に引き続き常任委員会が開催された。
各常任委員会の審議対象部局と、わが党所属の各委員の質問は以下のとおり。
総務文教委員会(市川政広委員、高倉栄委員)=総務管理部の審議。
市川委員は、部局間の連携、一括交付金、国策基金の評価、土地開発公社解散後の職員の処遇など、高倉委員は、第三セクターの業務分野別の件数および業務成績、第三セクターの情報公開などについて質問した。
厚生環境委員会(内山五郎委員)=福祉保健部の審議。
内山委員は、病児病後児保育施設のインフルエンザに感染した子供の受け入れ、看護師確保策、生活保護の不正受給などについて質問した。
産業経済委員会(梅谷守委員、上杉知之委員)=農林水産部の審議。
上杉委員は、食品のブランド化戦略、ブランド品目の加工品化に向けた取り組み、6次産業化の現状と課題、新規就農者に対するサポート体制、一般企業の農業参入に対する県の考え方などについて質問した。
建設公安委員会(大渕健委員、石塚健委員)=公安委員会の審議。
大渕委員は、北陸新幹線負担金および県内駅への停車問題、新潟空港の除雪体制、日本海横断航路のセールスなど、石塚委員は、南浜小型船だまりの防波堤、新潟東港のコンテナヤード整備および安全対策などについて質問した。
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